KIMO TIP炎上から考えるホテルの人不足解消策


こんにちは!
ごーやー荘マスターで民泊適正管理主任者の野下秀広です。

久しぶりに民宿・民泊運営ブログの方に投稿します。

今週のネットのあれこれで宿泊業界に関して気になったことが2つありました。

ひとつは「KIMO TIP(きもちっぷ)」という商品。ドル札に似せた紙に快い接客を受けたら感謝の気持ちを書いて渡すというもの。日本人はチップ文化ではないし、ホテルの客室清掃員やレストラン厨房のコックにはなかなか気持ちを伝えられないので「きもちっぷ」に書いて伝えようという商品です。

自分はコンセプトが面白いと思ったし、もし自分がもらったらとても励みになると思いました。実際ごーやー荘でもお客様ノートを置いていて書いていただけることもありますし、お客様が自分の持ってるメモに書いてテーブルに置いてあることもあります。読んでとてもうれしく感じますし、そのお客様はとても印象に残ります。

ところがこのKIMO TIP、反論が多くなって大炎上。そしてツイ主は投稿を削除。反対理由は海外で使うのはあげる労働者をバカにしていることになると。(そしておじさんが妄想しててキモいと)


ふーむ、なるほど納得。さらに海外ではこれを渡すにしてもちゃんと本物のチップを添えるとかしたほうがいいでしょうね。

 

ところでKIMO TIPが炎上するちょっと前に、ホテル清掃従事者のブラックさを綴った投稿がこちらも話題になりました。こちらは共感を得る形で。


なおこのつぶやきは規制がかかったということで今は削除されていますが、内容はこちらのまとめで観ることができます。

清掃を委託していた業者が値上げを要求してきたので契約をやめようとしたけど、長年清掃を担当していた女性はもう社員も同然。直接雇用したいと告げると辞退(実際は業者が交渉に応じないように口止めしていた)。ホテル側はどうしてもということでお願いしその女性を雇用することに。初めて渡した給与を見て女性は「こんなにもらいすぎです」と。そこでどれだけ業者がマージンを取っていたかということや、ホテルの客室清掃の長時間過酷な労働実態がコメントされていました。

またこのつぶやきか別のつぶやきかわかりませんが、チップについて日本では客室にチップのつもりで置いていても清掃員は受け取ることはできず拾得物としてホテルで保管(あるいは警察に届ける)しなければならないと。
これはわかります。うちの宿でもベッドの下や客室の隅などに落ちてあるチップなのか落としたのか判別のつかない現金は忘れ物ボックスで保管しています。

 

私はここでKIMO TIPと日本のホテル清掃従事者のブラック労働を埋めるヒントが有るのではと思ったのです。

折しも観光ブーム、インバウンドブームでホテルはどこも人手不足というではないですか。人の取り合いで給料を上げてもなかなか募集が集まらない。あるいは引き抜きにならないように、ホテルの中に保育園を作って従業員の福利厚生を充実させてつなぎとめるようにしたりとか、頑張っているホテルもあるようです。

ならばKIMO TIPを有効活用できないかと思ったのです。というのはKIMO TIPの綴りをホテル側が用意してフロントで宿泊客に渡すのです。
そして宿泊客は自分が感謝したいと思った場面でホテル従業員に渡したり、客室に置いておいて清掃員が受け取れるようにしておく。

ホテル幹部はそれを従業員・清掃員から集めて枚数に応じてボーナスを渡すというもの。「KIMO TIPボーナスシステム」とでも言うのでしょうか。ホテル側は新たな費用負担になるとは思うけど、先程のように人不足に悩むホテルなら導入して従業員のモチベーションを上げ離職率を下げるといった効果があるのではと思います。

なによりここには宿泊客が目に見える形で感謝をしたいという欲求をかなえることもできますし、宿泊客と従業員のコミュニケーション、サービス向上につなげがりますし、結果的にホテルの評価を上げるようになるのでは思います。

 

KIMO TIPを渡す宿泊客も気持ちいいし、従業員も励みになるし、ホテル側も労働力確保や評価向上になるという三者が全部にいいことずくめの「KIMO TIPボーナスシステム」!

あー私にもだれかボーナスください!(笑)

※これは思考をアウトプットするトレーニングで、私が書いた駄文です。でもアイデアが広まって「感謝を伝える受け取れる」がハードルを下げてユニークに楽しめる社会になったら良いですね。

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