ありがとう22周年。ちょっとスローにこれからも頑張ります。

平素よりごーやー荘を応援して頂き、誠にありがとうございます。
おかげさまで、ごーやー荘は2025年4月19日 22周年を迎えることができました。
これもひとえに多くの皆様に応援頂いた賜物であり、息子共々厚く御礼申し上げます。
思えば、コロナ禍が収束するという頃に20周年のイベントをして、多くの皆様にお祝いして頂きました。
あの時の熱量はどこに行ったのか?汗 今年はイベントらしいイベントは企画していません。
昨年10月ごろから、おかげさまでかなり忙しくさせていただき、その忙しさで頭も回らず
大それたことをやる余裕がありませんでした。ですが皆様から「愛されている宿」という実感を得ております。
これからも皆様を末永くお迎えし続けるためのペース配分。ちょっとスローテンポにして
宿運営と「沖縄文化体験の入り口」としての活動をしていきたいと思います。
と言っても、やっぱり何もしないのはなんなので、
本日から5月8日ゴーヤーの日までの間。ご宿泊頂いたお客様にポーポーサービス券を差し上げ、新商品のアレンジポーポーを召し上がっていただきたいと思ってます。
ポーポーは沖縄の庶民の間に伝わる素朴なお菓子。首里の貴族は贅沢品だった黒糖入りのポーポー(ちんびん)を食べていましたが、庶民は油みそなどをつけて食べていました。
近代になり庶民でも黒糖入りを食べられるようになりましたが、平成令和の世の中ではおいしいお菓子がたくさんあふれていて、沖縄の若者でもポーポーを知らない人がいます😢また観光客にはおみやげとして日持ちのする ちんすこうやサーターアンダギーにくらべ、焼き立てじゃないと美味しくないポーポーは食べたことも聞いたこともないという人も多いのです。
ごーやー荘とポーポーの切っても切れない関係。ごーやー荘では13年前(2012年12月ごろ)から黒糖ポーポー(ちんびん)を宿泊客サービスとして無料でサービス開始。マスターヒデはオリジナルの配合をした生地を13年焼き続けています。
先日パーラーアラマンダにいらしたお客様がポーポーだけを召し上がって帰られました。お話を伺ったら「ポーポーというお菓子があると知って探したらここが出てきた。あまり提供しているお店がなかった」と仰られました。これでいいのか?ポーポー。
息子と二人で「ポーポーをもっと広めたいね」と意見が一致。ごーやー荘・パーラーアラマンダは「沖縄文化体験の入り口」として、沖縄の素朴な庶民の伝統菓子であるポーポーの知名度をアップしたいと情熱を燃やしています。
ということで、沖縄のミドル・シニアの人には黒糖(ちんびん)や油みそ(アンダンスー)など懐かしい味を。
若い人や観光客には、ポーポー知ってもらうきっかけとして、スイーツやおかずなどアレンジした味を。伝統とトレンドの融合で、ポーポーを味わってもらいたいと思います。
ごーやー荘の23年目は、ポーポーがキーワード🌯
皆様に沖縄の新しい(古い?)食文化を楽しんでもらいたいと思います。
泊まって食べよう、沖縄ポーポー🌯
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