沖縄文化体験/まちまーいガイド記事

ナイトガイド モニターツアー開催

ナイトガイド モニターツアー開催


去る1月某日。ごーやー荘の「ナイトガイド」モニターツアーを開催しました。

 

ごーやー荘マスター秀は民宿オーナーの傍ら(一社)沖縄市観光物産振興協会の認定コザまちまーいガイドもやっています。

主に修学旅行生に基地問題などの平和学習や「ドルで買い物体験・まちなか食堂カフェでの地元食事体験」などの多様性学習をやっていますが、一般観光客向けにも戦後コザまち歩きや越来グスク歴史ガイドなど、幅広くガイドをこなしています。

 

そんなガイドツアーに「ディープタウン・コザナイト」というプログラムがあります。

 

これは基地の門前町として栄えた沖縄市コザのナイトエンターテインメントを楽しんでもらおうというまち歩き企画。

通りに休暇中とは言え屈強な米軍兵が歩いてたりすると、なにもないとわかってはいてもやはりちょっとひるんでしまうもの。またお店の値段やチャージなど予算が心配といったことも含めて、ガイドと一緒に入店して安心して楽しむという企画です。

 


沖縄市の観光まち歩き

 

昨年中に一般観光客向けに協会からの依頼で数回ガイドしたのですが、とても楽しんで喜んで頂いたこともあり、ぜひこの経験をごーやー荘のお客様にも体験してもらいたいと考えてみました。
また、ここ最近那覇市など沖縄市以外の県内在住者から「コザ飲み・コザぶらがオシャレで楽しい」という声を聞いていて、観光客だけではなく沖縄県内在住者も夜の沖縄市に呼び込もうということを考えてみました。

 

今回、観光客では1月のオフシーズンに企画してもなかなか集まりが難しいだろうということで、第一弾として沖縄県内在住者向けにモニターツアーを実施。今後のプランづくりに役立てることを目的に実施しましたので、その様子をご紹介いたします。

 

 


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目次【本記事の内容】

  • 1. 参加者紹介
  • 2. 1軒目 せんべろ
  • 3. 2軒目 ピアノラウンジ
  • 4. 3軒目 〆のステーキ
  • 5. 気になるお会計は
  • 6. ツアー参加者の感想

 

参加者紹介

今回参加者は1組2名でした。

1名は那覇市の沖縄在住歴5年のN様。もう一名は県外在住者のP様。

 

あれ?「沖縄県内在住者向け」じゃなかったの?ですが、P様は昨年の沖縄旅行滞在が約70日で、1/5も沖縄にいるならもう立派な在住資格でしょう(笑)ということでご参加いただきました。

 

 

ちなみに、お二人は先月出会ったばかりで、もう旧知の仲のような雰囲気。

 

「那覇に住んでるけど、沖縄市コザのディープさを堪能して、仲間と飲みに来たい」というN様
「沖縄市コザは何度も来ている。自分の知らないコザを楽しんでみたい」というP様

 

 

どんなツアーになるのか、私も楽しみです。

 

 

1軒目 せんべろ

今回は1組だけでしたので、めぐるお店をこちらの押しつけではなくなるべくお二人の希望を伺いながら巡って行こうとプラン。

すると、ツアー前に沖縄唯一の大衆銭湯「中乃湯」さんで汗を流してきた直後で喉が乾いててすぐにでも飲みたい!とのことで、通りがかりのせんべろに入りました。

 

 

こちら酒バルRAKUさんは、沖縄市のゴヤ市場(ゲート通りの上間天ぷらから入ってすぐ)のところにあるカウンタースタイルのせんべろです。北中城村にある「和食 楽」の系列店でおつまみの素材はなかなかです。

 

 

とりあえずビールで乾杯!

 

 

せんべろは「1000円でベロベロになる」が語源で、沖縄ではお酒3杯におつまみ1品で1000円というのがよくあるスタイルです。お酒が3杯も飲めるので、いろんな種類のお酒を味わいたいとか、あまり食べないけどとりあえず飲みたい、という時にいいですね。

 

 

追加おつまみで馬刺し。

 

3杯で飲み足りなければ追加せんべろできます。また参加者の方は1杯をお店スタッフにサービスしてあげてました。

 

 

RAKUのスタッフ。ハタチのお嬢さんたち。

ごちそうさまでした!

 

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2軒目 ピアノラウンジ

2軒目は私のおすすめのお店。というのも、沖縄市コザは音楽のまち。ミュージックタウンというライブハウスもあるくらいでとても音楽が盛んです。が、週末は数十軒のライブハウスがオープンしてにぎやかなのですが、平日は開いているお店もそこまで多くありません。

 

平日コザに行ったけど、お店がほとんど開いてなかった~と言われて悲しくなることも。

 

それに、沖縄市コザで多いジャンルの音楽がロックや沖縄民謡。観光客には沖縄民謡は喜ばれますが、たまにはしっとりとした音楽で静かに楽しみたいということもありますよね。

 

 

そんな時、マスター秀がおすすめするのがピアノラウンジ ソアーヴェさんです。

 

 

カウンターでママやバーテンさんと会話を楽しむのもいいですし、テーブル席でピアノを聞きながらお友達と語り合うのもいいでしょう。

 

 

 

 

ママのあきえさんは基地内のクラブでも演奏していたピアニスト。お店の雰囲気も合わさってメロウな気分に浸れます。参加のN様も「ぜひ奥さんも連れてまた来たい」と絶賛していただきました。

 

 

ここはコザンチュでも知らない人も多い、隠れ家的存在のラウンジ。ごーやー荘のリピーターのお客様にも人気のお店。
いい演奏をありがとうございました。

 

 

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3軒目 〆のステーキ

3軒目は特にご希望がなければ、またジャンルの違う音楽ライブを楽しんでもらおうと思っていましたが、「飲んでばかりでお腹が空いた」「そういえば、沖縄って〆のステーキがあるって本当?」なんて話が出てきましたので、おまかせください!

 

ステーキというと那覇市の老舗「ジャッキーステーキハウス」さんや最近店舗を拡大している「やっぱりステーキ」さんが人気です。でもある意味で「〆のステーキ」という語源になったのは、沖縄市の24時間営業している「ステーキハウス国」さんあたりじゃないかなと私は思っています。

 

そんな〆のステーキとして深夜営業している老舗レストランがあります。

 

 

サンライズホテルさん。え?ステーキハウスじゃないでしょ?

 

いいえ。こちらは沖縄市内でも有数のステーキの名店。コザ市時代からある老舗ホテルで、ここの1階レストランは多くの米軍兵のお腹も満たしてきました。

 

 

レストランのレジのところには当時のAサインが掲げられています。Aサインとは沖縄の本土復帰前、米軍兵が飲食できるお店の許可証で、これがあるとないとでは売上が何十倍も違ったそうです。

 

こちらは以前から深夜5時ごろまで営業していて、良い焼き加減のステーキコースを楽しめたのですが、最近の〆のステーキブームで肉に絞った格安ステーキをメニューに追加しました。

 


 

おすすめはこちらのコザステーキ。飲んだ後にちょうどいいくらい?の200g。

しかもライス、サラダ、スープはビュッフェスタイルでお代わり自由。22時までならカレーもあるそうです。

 

 

肉質も赤身中心で美味しいし焼き加減も絶妙でした!とても美味しく、そしてリーズナブル。

〆のステーキを食べることができた!」と大満足でモニターツアーを〆ることができましたよ!

 

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気になるお会計は

 

3軒も巡って、ピアノ演奏からステーキまで。これだけ回るとさぞお金もかかったかと思います。

 

今回のナイトツアーの合計金額は

●1軒目 1,300円(せんべろとおつまみ割り勘)

●2軒目 1,000円(ドリンク1杯。ライブ・テーブルチャージなし!!)

●3軒目 1,320円(1,200円プラス消費税)

合計3,620円! 一人あたり3軒の合計金額です。

 

もちろん飲食の量などで金額は変わってきますが、今回私が出した金額はこれだけでした。

 

 

ツアー参加者の感想

今回のお二人の参加者からは大満足という評価を頂きました。

もちろん今回行ったお店がよいところばかりだったということもあります。

 

要望点として、

●最初に行くお店を街を歩きながらいくつか紹介してもらったが本当は風呂上がりでとにかくまずは飲みたかった(行くお店を決めているならすぐに入ったら良かった)

●1軒目は楽しかったがあまり食事ができなかったので〆のステーキの順番を先にしても良かったのでは

●お店のリストを1軒目・二軒目…とカテゴリーして作っておいて選ばせるというのもいいかも

●参加者が二組以上だったらそのリストを配っておいて、最初から参加したい人は20時宿集合。途中参加や途中離脱もOKとすると多くの人が参加できるんじゃないか

 

などなど、とても建設的な意見が聞かれました。

 

とにかく、今回のナイトガイド・モニターツアー。面白かったので多くの人に楽しんでもらいたいと思っています。なるべく早く、宿泊プランで実現できるようにしたいと思います。

 

 

 


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