柔軟剤を『お酢』にしました。感想は・・・
この度、ごーやー荘では寝具類のお洗濯の時の柔軟剤を『お酢』に変えました。
洗濯のときに市販の柔軟剤使用していたのですが(ダウニーほど強くはありませんが)、先日ご宿泊されたお客様から「化学物質過敏なので洗いざらしの寝具に交換してもらえませんか?」と指摘されました。
このときは洗濯してからしばらく経った毛布を重ねてもらう対策をしましたが、そのような指摘を受けることがこれまでほとんどなかったので対策をとっていなかったのは恥ずかしいことです。
考えてみると私は柔軟剤の香り大好きで、自宅での洗濯でも普通に使っています。なのでそれが当たり前のようになってましたが、このような人工香料を気持ち悪いと感じる人もお客様の中にはいるということをちゃんと配慮すべきでした。
ところでその後このお客様と少しやり取りをしたのですが、そのときに「大手メーカーで無香料の柔軟剤を出してるところもあるようですし、なんならお酢も柔軟効果があるそうです」と返事がきました。
お酢・・・?!
自分の目を疑いたましたが、ちょっと調べてみました。
ふむふむ。
お酢に含まれるクエン酸が洗濯洗剤のアルカリを中和して繊維をふんわりさせてくれるそうです。
クエン酸というと除菌効果もあるので洗濯槽を守ってくれる効果も期待できます。
お酢については穀物酢であればいいそうなので、中部農連市場の仲松商事で買ってきました(笑)
コスト的には市販の柔軟剤ともほとんど変わらないです。
そしてここがびっくりなのですが、お酢を柔軟剤に変えて洗濯すると
ごーやー荘の畳と同じ香り
がするのです(笑)。
あくまでも個人の感想です。でもなんとなく自然の香りというか。
ひょっとしたらお酢で洗うことは無香料だけど、畳の香りが寝具に移っているのかもしれません。
いずれにしてもお酢に変えたことで満足いく効果が出ていますし、かえって気持ちよくなることになりました。
「化学物質過敏だけどクレームを言うには『気にしすぎだよ』と思われそう」と思っていたお客様もいらっしゃったかもしれません。
そのようなお客様にも安心してご滞在頂けたらと思います。
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