ブログ/観光情報記事

普天間神宮鍾乳洞の奥宮参拝-石を巡る

普天間神宮鍾乳洞の奥宮参拝-石を巡る


観光的日常的な話題をブログでお伝えすることをしばらくやっておりませんでした。

今回ちょっとしたきっかけで普天間神宮に行く機会があり、そこから感じたことがありました。「沖縄文化体験の入り口」であるごーやー荘ブログでは歴史・伝統・文化そして観光といった話題をお伝えすることも大切だと思ってます。今後も継続的にお伝えしていきたいと思います。

 

 

ここ最近、好んで「石」を巡っていたことを思い出しました。意識(シャレではなく)して巡っていたわけではありませんが、行くところの多くが石に関係していました。結構写真も撮っていたんですがブログにはしていませんでした。

 


人面石!?

 

観光的な観点でちょっとしたコメントをつけてすぐに記事にしても良かったんですが、「自分の趣味的なものだし、こんな情報って面白いかな~?」と何となく筆が進まず。それと内面的なことですが、沖縄における石って聖地的な部分もあるので、生半可な気持ちで書けない、思いを込めることが大事だよな~とそれも筆が進まない理由でした。

 

 

でも今回の普天間神宮参拝で、沖縄の人の石に対する思いなども含め「伝える」ことが大事だと改めて感じたのです。

 

石巡り?石活?
そんな感じで私が巡った、あるいはこれから巡る「石」を紹介していきたいと思います。

 

 

さて普天間神宮に話を戻します。今回はお客様と一緒に行くことになりまして。でも私はもう5~6年くらい、お客様に県内のスポットを教えることはあっても一緒に巡ることはしていませんでした。
普段沖縄市コザのまち歩きガイドをやっている関係で、各スポットの案内はその場所に精通したガイドにお任せすることが大切だと感じるようになっています。要するにガイドの仕事を奪っちゃいかんということですね。
ですが今回このお客様とはスピリチュアル的に感じるものがありお連れすることに。というか、普天間宮に行きたいとおっしゃっていたところに私がついていった形でした。

 

 

普天間神宮は宜野湾市にある沖縄中部では最も参拝者の多い聖地でもあり琉球八社の一つにもなっています。

 

 

私も厄年の時にはここで祈祷をしてもらいました。ですが、それ以降は「あまり大きなところに行ってもな~」というアンチ心と、沖縄市には泡瀬ビジュルという参拝施設もある関係で足が遠ざかっていました。

 

でも今回、この方に付いて行ったら普天間宮に対する重い気持ちも溶けるかな~なんて感じもしたからです。

 

 

普天間神宮でお賽銭を入れて柏手打ってご挨拶。それで帰るかな~と思ったら、ここで知人と落ち合うことになったということで待合所で待つことに。
すると「へ~鍾乳洞があるんですね。そこにもお宮があるんですね」。ということで行ってみましょうかと、そちらも参拝することになりました。

 

 

普天間神宮奥宮。神宮敷地内にある鍾乳洞内にお宮が設置されています。信仰心の薄い私はどちらかというと鍾乳洞の方に興味があり、なんなら訪れる数日前に新聞で「3万年以上前の囲炉裏など生活跡が見つかった」という記事を読んでいたので、そういった歴史的な部分にもそそられました。

 

 

 

待合室にある受付名簿に名前を書いて待ちます。その間に知人の方も合流。およそ30分間隔で巫女さんがやってきて洞窟入り口の鍵を開け(磁気センサー式?で結構近代的)奥宮まで案内してくれます。そこからは気の済むまで参拝してくださいとのことで、巫女さんは戻り私たちだけになりました。

 

 

鍾乳石の神秘的な風景の中に奥宮の社が設置されています。
洞窟内は写真撮影禁止なので、画伯(私)の絵を参考にしてください(笑)。

 

 

鍾乳洞自体は範囲はそれほど広くなく、奥宮から左右20~30mくらいしか進むことはできません。ものの10分もいたら飽きてきて戻ろうかとなる感じです。

ですが、ここで同伴したお客様が奥宮にお祈りした後に右の傍らに置かれていた石にもお祈りを始めたのです。洞窟を出た後でどうしたんですか?と尋ねてみたら「奥宮の方には何も感じなかったけど、あの石の方に強く惹かれました」と。

 


記憶はあやふやです

そこでピンと来ました。あの石の置き方って、ビジュルでは?
(ビジュルについては後々のテーマにいたします。気になる方は検索を。)

 

そんな話をしていたら、私がこれまで巡ってきた石に対する想いが、一気にドバッと出てきたのです。お客様達も「秀さん、それは伝えた方がいいですよ」とおっしゃります。

 

大袈裟な言い方かもしれませんが、私が石に惹かれて巡っていた理由と使命がここではっきりした気がします。沖縄の各地にある、石を祀り崇める精神文化。これを伝えることが大切なのではと。

 

これで私が得することはありませんが笑、沖縄の一側面である石文化に興味を持っていただけたなら、また一味違った沖縄の旅をアレンジしていただけるのではと思います。

 

 

いずれはごーやー荘周辺の石巡りツアーでも企画したいですね。

 

あ!奥宮鍾乳洞の右奥に、生活跡の発掘現場の目印もありましたよ!(保護のため埋められています。)

 

 

沖縄観光の拠点に。沖縄本島の中部・北部・南部を巡るのに便利です。

↓↓↓

古民家民宿の宿泊予約はこちらから

ごーやー荘のご宿泊予約・お問い合わせページ