2025年 第70回記念沖縄全島エイサーまつり閉幕 そして、エイサーライフは一区切り

去る9月12~14日に沖縄最大のお祭り「沖縄全島エイサーまつり」が開催されました。
3日間にわたって沖縄市を盛り上がらせたまつりは、天気にも恵まれたことで例年にも増して多くの人が訪れたようです。
まつり自体は70回という記念の節目でもありながら、私自身にも一つの節目となる今年のまつり。
ごーやー荘では私が開門と同時にダッシュして、グラウンド席の最前列を確保する「ごーやー荘スペシャルシート」をご用意して、ご宿泊されるお客様に迫力あるエイサーを間近で見てもらい、喜んでもらっていました。少なからずエイサーファンを増やしたとも自認しています。
2023年の場所取り
ですが、1年以上前からご案内していました通り、私自身の年齢から来る体力や宿運営のことなど、いろんなことを考えて、今年の70回で場所取りをやめることを宣言していました。
今年は連泊されるお客様が多く場所取りのため会場に向かうのもスムーズにでき、2日目、まつり会場での場所取りは今年も最前列を確保。ご協力いただいたお客様皆様と一緒に迫力のエイサーを今年も観覧することができました。
ビールも美味い!
3日目は開門前には既に50~60人ほどの列ができていて、残念ながら最前列とはいきませんでしたが、2日目とは違う方向から程よく見やすい席を取れました。
70回エイサーまつりのハイライトをインスタグラムストーリーズにしています。
※過去の場所取り実績※
2009年
2015年 60回記念会
2018年
ほぼ20年間、毎年場所取りをしてきた自分。呆れます(笑)でもそれだからこそ「エイサーと言えばごーやー荘」と思って頂けて、夏にはエイサーを目当てに毎年ごとに「今年も来たよ!」とお越し頂ける(たとえ泊まれなくても)お客様も。
「エイサーどんどん」という動画の舞台として採用されて、エイサーファンの聖地巡礼も来るように。
エイサーにとっては盛り上がる一方で、青年会による偏りが出たり、少子化の影響で休止や消滅する青年会も出てきたり。
深夜まで続く音に苦情も増え(年1回の行事なんだから、と言われるけど、やっぱり深夜までってのはどうかと私自身も思うようにもなり)。
エイサーという伝統芸能がどんな方向に向かうのか?少し危機感もあります。
まつりでの場所取りは最後になりますが、来年以降はまつりに行きたいというお客様が楽しめるようにサポートしたり、旧盆時期でのエイサーの楽しみ方を発信したり。これからも私自身のエイサーライフを楽しみたいと思います。
祭りは終わりましたが、今でもエイサー練習の音が聞こえてくるようです。
エイサー最高!