沖縄文化体験/まちまーいガイド記事

コザまちまーいガイド-越来グスク編- 23年5月5日

コザまちまーいガイド-越来グスク編- 23年5月5日


今回は一人旅女性のお客様が「越来グスク‐琉球戦国史をめぐる」ガイドツアーを体験されました。

 

学生時代に歴史や文化財などのことを学んでいらっしゃったとのことで、歴史全般に興味があるそうです。琉球の歴史についても、とても熱心に聞いて頂きました。

 

 

歩いてる時の雑談で、琉球の歴史に興味をもったきっかけが

刀剣乱舞

そのキャラクターに「千代金丸」が出てくると言うのです!

 

琉球の歴史好きでこの名前を知らない人はいません。

 

千代金丸(Wikipedia)

 

琉球王国時代から現代まで尚家に継承されてきた国宝の名刀「千代金丸」。現在は那覇市立美術館に寄贈され大切に保管されていますが、これがゲームのキャラクターになっていたとは恥ずかしながら知りませんでした。

 

千代金丸は琉球王国ができる前の三山時代に、北山王攀安知(はんあんち)が所有していたと言われ、三山統一(琉球王国の始まり)以降は中山王(尚〇〇王)が、持つようになったとのことです。千代金丸の柄の部分には「大世」(大世主=おおよのぬし)と彫られていて、これが尚泰久王のことと思われています。

 

コザ十字路絵巻壁画に描かれている尚泰久王

 

尚泰久王はこのまち歩きガイドのテーマである越来グスクに王子として居城されていたと言われています。

 

ここで千代金丸と越来グスクがつながるとは、ちょっと驚きです。今後のガイドでの話題の一つとして活用したいと思います。

 

 

この度はまち歩きガイドツアーを体験して頂きありがとうございました。