沖縄文化体験/伝統・音楽・芸能記事

三線レッスン♪20191213

三線レッスン♪20191213


今回のお客様は男性一人旅の方。

楽器は全くと言っていいほどやったことがないということで、そんなことでもチャレンジされるというのが素晴らしいですね。

ある程度楽器をやった方ならむしろ工工四(くんくんしー。三線の譜面)を見ずにドレミの音感でやったほうが早い場合もあります。ですが全くの初心者や沖縄の伝統をちゃんと知っておきたいという方には工工四を使ってお教えします。

ガン見(笑)

かなりたどたどしかったのですがかなり集中力のある方で、30分も繰り返し弾いていたらキラキラ星、弾けるようになりましたよ♪

 

 

さて実はこの方。沖縄出身の造形アーティストの方です。
身の回りにあるもの、目についたものを組み合わせて作品に仕上げるという作風で活動をされていらっしゃるとのこと。

 

こんな風に電源タップや洗濯ばさみもこの方の手にかかれば生命を吹き込まれたようになります。
電源タップは私が勝手に「タップくん」と呼んだら、本当にそういう名前だそうです(笑)

 

今回ごーやー荘に宿泊し三線レッスンを体験されたのは、首里城火災がきっかけだそうです。
自分が育った沖縄の精神性や戦後米軍統治下の中で米軍が捨てたものを使って伝統芸能を残そうとした先人の意思を、自分がやっているアートで表現し振り返ってみたいと強く感じたのがきっかけだそうです。

実際、米軍の機関銃の薬莢を使って紅型を復興させたことにインスパイアされた薬莢クレヨンや迷彩服を白く塗ってキャンバスにした「Base」などは既にアメリカでの展示会でも出品されたそうです。

 

今回「カンカラ三線」にインスパイアされ、米軍払い下げのヘルメットで三線を作りたいということで、ごーやー荘の倉庫の奥深くに眠っていた三線の棹を提供いたしました。

どのように作品として仕上がるのか。楽しみです。あまりプレッシャーかけないほうがいいですかね(笑)

体験していただきどうもありがとうございました♪

 

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ごーやー荘は「沖縄文化体験の入り口」になることを目指しています。  

 

沖縄の伝統楽器「三線」に触れる。

テーマパークや沖縄ライブ居酒屋などで演奏しているのを見ることはあってもなかなか触れることはできないかもしれません。 そんな三線を間近で見るだけじゃなく、実際に触れてみませんか? 大げさじゃなく、人によっては5分で弾けるようになりますよ。

 

レッスンの後はカウンター越しにマスターの三線ミニライブも堪能してください。

 

これだけ体験すると追加料金がかかるのか心配。いえいえ、これはすべて宿泊代に含まれています。 お客様に沖縄の伝統文化や雰囲気にひたってもらい、楽しんでもらいたいというマスターの思いからです。

どうぞ沖縄の古民家で特別な旅の体験をしてみてください。

 

■三線弾き方レッスンは16:00~20:00となります。三線ライブ中、他のお客様のチェックイン中は対応できない場合がございます。

■三線ミニライブは18:00~20:00です。

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